社会福祉法人 奈良市社会福祉協議会

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地域福祉活動計画

奈良市地域福祉活動計画

近年、少子高齢化や地域のつながりの希薄化が進むなど、地域社会を取り巻く環境は大きく変化し、社会的な孤立、生活困窮など、住民が抱える福祉ニーズは複雑化・多様化しています。加えて、毎年のように発生する災害や現下の新型コロナウイルス感染症への備えなども、地域を取り巻く大きな課題の一つとして捉える必要があります。 このような状況下において国は、地域住民らが支えあい、暮らしと生きがいをともに創っていく「地域共生社会」の実現をめざしており、一人ひとりの生活課題を主眼に置いた重層的・包括的な支援体制の整備を強く推し進めています。この方向性は、長年、地域福祉を推進してきた社会福祉協議会の活動の延長線上にあるともいえ、奈良市社協では、これまでの地域福祉活動を発展・推進し、福祉のまちづくりを進めるため、第3次奈良市地域福祉活動計画を策定しました。 策定においては、第2次計画の振り返りを行うとともに、特に社会や制度から抜け漏れる福祉ニーズに焦点を当て、日頃から支援に取り組まれている団体や機関らにヒアリングを行うとともに、様々な分野で活躍されている専門家で構成する策定委員会からも多数の意見をいただきました。それらを基に、第2次計画の基本理念と基本目標を継承し、5つの重点項目を設定しました。また、本計画については、行政と連携して地域づくりを進めることをめざし、「第4次奈良市地域福祉計画」と一体的に策定し、初めて一冊の冊子として作成しました。 奈良市社協においては、第2次計画から継承した「ひとりぼっち“ゼロ”プロジェクト」をスローガンに、地域住民の皆様や関係団体・関係機関と協働・連携し、福祉のまちづくりを進めます。 (参考)